こんにちは。
プロダクト&サービス事業部 リーダーの末田です。

iPhone 3GS と Androidケータイ (HT-03A)
以前、Androidケータイ(HT-03A)買いました という記事を書きましたが、
実は、iPhone 3GS を買ってしまいました。
1ヶ月ほどですが、iPhoneとAndroid(HT-03A)を両方使う期間がありましたので、
両方を比べてみた感想を書いてみたいと思います。
iPhoneをいつ買えばいいか、Androidにした方がよいのか等の話が聞こえてきますが、
この記事が参考になれば幸いです。
iPhoneの良い点・悪い点
良い点
- みんなが持っている
- 速い
- かっこいい
- アプリが豊富、わかりやすい
やはりトレンドということで、iPhoneをもっている事自体が話のネタ、きっかけになります。
このブランド力がApple最大の強みですね。
3GSからですが、速いです。フリック入力等、レスポンスが悪いと使い物にならないのですが、
快適です。スマートフォンにとって、速いことがこんなに大事なのかと再認識させられます。
遅いと、使うことそのものを躊躇してしまうこともしばしばあるのですが、
速いと逆にいつでも取り出したくなります。
まず、iPhoneのハードウェア自体がかっこよく、高級感があります。
持っているだけで「良いものを持っている」感じがします。
アプリケーションもAppleがデザインの指標を出しており、デザインに凝っているアプリが多いです。
なんといってもiTune Storeによる、豊富なアプリと、簡単な購入につきます。
いまや一大マーケットとなっていますので、日本語の問題もほぼなく、良いアプリがなんでもそろいます。
悪い点
- マルチタスク
- アプリ間の連携
- デスクトップ
- データのコピー・移動
iPhoneにはマルチタスク、という考え方がありません。1つのアプリを使ったら終了し、次のアプリを立ち上げる。
今までの作業の状態がリセットされてしまうことが多く(アプリに依存します)、
ちょっとメールやブラウザで確認して、ということができません。今後に期待です。
マルチタスクとカブリますが、iPhoneではアプリ同士の連携、という考えがありません。
例えば、RSSリーダーの中から、URLのリンク先を見たいという場合、通常では、RSSリーダーが終了して、
ブラウザが立ち上がります。再度RSSリーダーを起動すると、状態はリセットされてしまいます。
または、RSSリーダー内で、ブラウザを実装する必要があります。
Androidでは、インテントという機能で、別々のアプリを連携して使うことができます。
iPhoneのデスクトップは、ただのランチャーです。
唯一の機能は、アイコンの上に数字を表示させて、メールの未読数などを表示する機能ぐらいです。
Androidでは、ウィジェットや、ユーザーへの通知機能などがあります。
iPhoneへ外部からデータを入れるのは、基本的にはiTuneからの同期のみです。
アプリによっては、内部にWebDAVやFTPのサーバー機能を持たせて、データを取得出来るものもありますが、
3G回線や無線LAN経由となりますので、動画等の大きなデータは非常に時間がかかります。
また、アプリ同士でデータの共有はできないので、アプリごとにデータを転送する必要があります。
Android(HT-03A)の良い点・悪い点
良い点
- Googleサービスとの連携
- アプリ間の連携(インテント)
- マルチタスク
- 通知機能の豊富さ
- デスクトップ
- データのコピー・移動
- 変化のスピード
- 開発の自由度
やはりGoogleサービスとの親和性は、iPhoneより上です。
電話帳やスケジュールなど、WebからのGoogle以上に快適に使えます。
PCからとAndroidから、双方からシームレスに使えます。
Android最大の特徴です。
例えば、ファイルマネージャーアプリから、画像を選択して表示したいという場合、
iPhoneでは画像を表示する機能を実装る必要が有りますが、
Androidでは、インストールされている画像表示アプリがリストアップされ、利用したいアプリを選択して利用できます。
また、画像表示を終わる際も「戻る」ボタンを押せば、もとのファイルマネージャーアプリに戻ります。
画像表示アプリは、あたかもファイルマネージャーアプリの画像表示機能のように機能します。
メモリがある限りどんどん起動します。使用頻度が低いものから終了します。
メールを書きながら、ブラウザで情報をチェックして、またメールに戻る、なんてことも簡単です。
アプリからの通知機能、メールの着信やカレンダーの通知など、統一されたインタフェースで通知領域に通知が出ます。
Androidのデスクトップは、PCのデスクトップと同じで、ウィジェットを配置することができます。
Twitterのつぶやきをリアルタイムで表示することが出来ます。
データは、USB経由でPCとマウントできますし、microSDカードを利用することができます。
大容量データでも快適です。
また、アプリからのデータ利用も、どのディレクトリでも自由にアクセスできます。
Android OS、アプリ、ともに更新頻度がすごいです。
1週間もほっておくと、更新通知で真っ赤になります。
Androidの開発はGoogleからSDKを無料で落とせます。
環境はWindowsでもMacでもよいですし、開発言語も今では主流のJavaです。
実機へのインストールも簡単です。
アプリで出来ることもGoogleの審査などはないので自由です。
iPhoneは、環境はMacオンリーで、Objective Cというマイナーな言語、Appleの審査アリとなります。
実機へのインストールはAppleに開発者登録(有料)をしなければ入れられません。
悪い点
- 遅い
- ハードウェアとしての「魅力」が少ない
- 維持費が高い
- アプリのマーケットがわかりにくい
iPhoneに乗り換えた一番の原因ですが、「遅い」です。
CPU、メモリが足りないWindows PCの「遅い」と全く同じ感覚です。
スマートフォンのようないつも持ち歩く、さっと取り出して使う機器としては致命的だと思います。
ソフトウェアとしてはかなり頑張ってる感じで、タッチパネルの操作感はかなりいいんですが、
それでもつらい。root化というiPhoneでいう「脱獄」をすれば、CPUクロックを上げられるらしいのですが、
OSを1.6にしちゃうとそれもできないようです(12/21現在。かなりがんばればいけるかも?)。
iPhoneは、持っているだけでいい感じの「所有欲」が満たされる、すばらしいデザインをもっています。
しかし、HT-03Aは普通のプラスチックのガワで、シンプルでいいのですが、プラスαの無い、質実剛健なデザインです。
その分安いのですが、もうちょっとがんばってほしいですね。
bizホーダイ、mopera Uと、ちょっとお高め。
今回、Docomo携帯は、通話オンリーの一番安いプランに変更して、新規にiPhoneを持っていても、月々の支払は安いぐらいです。
回線の品質と相反するかもしれませんが、ちょっと他キャリアさんと比べて高いです。
アプリの数は飛躍的に増えていますが、うまく活用するのが難しいです。
スクリーンショットが表示されるようになってマシにはなりましたが、
それでもわかりにくいです。Appleのようにアプリの審査はしていないのが原因かもしれないですが、
さまざまなアプリが渾然一体となった感じです。
Googleの十八番のはずの検索の精度も低く、目的のアプリがわかっていても探すのに一苦労。
今後の改善が望まれますね。
HT-03Aとの2台持ちについて
今まで、Docomoに約8000円/月でしたが、
Softbankに約6000円/月、Docomoに約1500円/月となり、トータルでは若干安くあがる予定です。
現時点の選択では悪くないと思います。
ただ、最近は2年縛り等ややこしい仕組みがたくさんありますので、よく比較検討する必要がありますね。
ちなみに、Androidケータイ(HT-03A)は、初期設定時はSIMカードが必要ですが、それ以降はSIMカードが無くても使えます。(もちろん3Gは使えず、無線LANのみです。)
まとめ
結果的には、AndroidをやめてiPhoneを持つことになりましたが、
来年以降、新しい魅力的なAndroid端末出たら、考え直してしまうかもしれません。
Androidはソフトウェアとして非常に高機能で、今どんどん成長しています。
残念ながら、ハードウェアが追いついていなくて、せっかくのソフトウェアの魅力を
生かしきれていない気がします。
日本の大手メーカーも本気で参入して
ガラパゴスなんて言われないでほしいものです。
次期iPhoneがどうなるかわかりませんが、来年再来年はスマートフォン市場、大いに楽しみですね。





12月 25th, 2009 at 11:26
[...] This post was mentioned on Twitter by Androidは電気羊の夢を見るか?, ハーベスト. ハーベスト said: @wuitap ちょうどこんな記事が。 RT @android_info: Blog: iPhoneとAndroidケータイ(HT-03A)を比べてみた | イージーネット Tech Blog by http://bit.ly/6ogfMS [...]