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    コラム post by 末田 佳和 @ 2009 年 12 月 25 日 10:26

    こんにちは。
    プロダクト&サービス事業部 リーダーの末田です。

    iPhone 3GS と Androidケータイ (HT-03A)

    iPhone 3GS と Androidケータイ (HT-03A)

    以前、Androidケータイ(HT-03A)買いました という記事を書きましたが、
    実は、iPhone 3GS を買ってしまいました。
    1ヶ月ほどですが、iPhoneとAndroid(HT-03A)を両方使う期間がありましたので、
    両方を比べてみた感想を書いてみたいと思います。
    iPhoneをいつ買えばいいか、Androidにした方がよいのか等の話が聞こえてきますが、
    この記事が参考になれば幸いです。

    iPhoneの良い点・悪い点

    良い点

    • みんなが持っている
    • やはりトレンドということで、iPhoneをもっている事自体が話のネタ、きっかけになります。
      このブランド力がApple最大の強みですね。

    • 速い
    • 3GSからですが、速いです。フリック入力等、レスポンスが悪いと使い物にならないのですが、
      快適です。スマートフォンにとって、速いことがこんなに大事なのかと再認識させられます。
      遅いと、使うことそのものを躊躇してしまうこともしばしばあるのですが、
      速いと逆にいつでも取り出したくなります。

    • かっこいい
    • まず、iPhoneのハードウェア自体がかっこよく、高級感があります。
      持っているだけで「良いものを持っている」感じがします。
      アプリケーションもAppleがデザインの指標を出しており、デザインに凝っているアプリが多いです。

    • アプリが豊富、わかりやすい
    • なんといってもiTune Storeによる、豊富なアプリと、簡単な購入につきます。
      いまや一大マーケットとなっていますので、日本語の問題もほぼなく、良いアプリがなんでもそろいます。

    悪い点

    • マルチタスク
    • iPhoneにはマルチタスク、という考え方がありません。1つのアプリを使ったら終了し、次のアプリを立ち上げる。
      今までの作業の状態がリセットされてしまうことが多く(アプリに依存します)、
      ちょっとメールやブラウザで確認して、ということができません。今後に期待です。

    • アプリ間の連携
    • マルチタスクとカブリますが、iPhoneではアプリ同士の連携、という考えがありません。
      例えば、RSSリーダーの中から、URLのリンク先を見たいという場合、通常では、RSSリーダーが終了して、
      ブラウザが立ち上がります。再度RSSリーダーを起動すると、状態はリセットされてしまいます。
      または、RSSリーダー内で、ブラウザを実装する必要があります。
      Androidでは、インテントという機能で、別々のアプリを連携して使うことができます。

    • デスクトップ
    • iPhoneのデスクトップは、ただのランチャーです。
      唯一の機能は、アイコンの上に数字を表示させて、メールの未読数などを表示する機能ぐらいです。
      Androidでは、ウィジェットや、ユーザーへの通知機能などがあります。

    • データのコピー・移動
    • iPhoneへ外部からデータを入れるのは、基本的にはiTuneからの同期のみです。
      アプリによっては、内部にWebDAVやFTPのサーバー機能を持たせて、データを取得出来るものもありますが、
      3G回線や無線LAN経由となりますので、動画等の大きなデータは非常に時間がかかります。
      また、アプリ同士でデータの共有はできないので、アプリごとにデータを転送する必要があります。

    Android(HT-03A)の良い点・悪い点

    良い点

    • Googleサービスとの連携
    • やはりGoogleサービスとの親和性は、iPhoneより上です。
      電話帳やスケジュールなど、WebからのGoogle以上に快適に使えます。
      PCからとAndroidから、双方からシームレスに使えます。

    • アプリ間の連携(インテント)
    • Android最大の特徴です。
      例えば、ファイルマネージャーアプリから、画像を選択して表示したいという場合、
      iPhoneでは画像を表示する機能を実装る必要が有りますが、
      Androidでは、インストールされている画像表示アプリがリストアップされ、利用したいアプリを選択して利用できます。
      また、画像表示を終わる際も「戻る」ボタンを押せば、もとのファイルマネージャーアプリに戻ります。
      画像表示アプリは、あたかもファイルマネージャーアプリの画像表示機能のように機能します。

    • マルチタスク
    • メモリがある限りどんどん起動します。使用頻度が低いものから終了します。
      メールを書きながら、ブラウザで情報をチェックして、またメールに戻る、なんてことも簡単です。

    • 通知機能の豊富さ
    • アプリからの通知機能、メールの着信やカレンダーの通知など、統一されたインタフェースで通知領域に通知が出ます。

    • デスクトップ
    • Androidのデスクトップは、PCのデスクトップと同じで、ウィジェットを配置することができます。
      Twitterのつぶやきをリアルタイムで表示することが出来ます。

    • データのコピー・移動
    • データは、USB経由でPCとマウントできますし、microSDカードを利用することができます。
      大容量データでも快適です。
      また、アプリからのデータ利用も、どのディレクトリでも自由にアクセスできます。

    • 変化のスピード
    • Android OS、アプリ、ともに更新頻度がすごいです。
      1週間もほっておくと、更新通知で真っ赤になります。

    • 開発の自由度
    • Androidの開発はGoogleからSDKを無料で落とせます。
      環境はWindowsでもMacでもよいですし、開発言語も今では主流のJavaです。
      実機へのインストールも簡単です。
      アプリで出来ることもGoogleの審査などはないので自由です。
      iPhoneは、環境はMacオンリーで、Objective Cというマイナーな言語、Appleの審査アリとなります。
      実機へのインストールはAppleに開発者登録(有料)をしなければ入れられません。

    悪い点

    • 遅い
    • iPhoneに乗り換えた一番の原因ですが、「遅い」です。
      CPU、メモリが足りないWindows PCの「遅い」と全く同じ感覚です。
      スマートフォンのようないつも持ち歩く、さっと取り出して使う機器としては致命的だと思います。
      ソフトウェアとしてはかなり頑張ってる感じで、タッチパネルの操作感はかなりいいんですが、
      それでもつらい。root化というiPhoneでいう「脱獄」をすれば、CPUクロックを上げられるらしいのですが、
      OSを1.6にしちゃうとそれもできないようです(12/21現在。かなりがんばればいけるかも?)。

    • ハードウェアとしての「魅力」が少ない
    • iPhoneは、持っているだけでいい感じの「所有欲」が満たされる、すばらしいデザインをもっています。
      しかし、HT-03Aは普通のプラスチックのガワで、シンプルでいいのですが、プラスαの無い、質実剛健なデザインです。
      その分安いのですが、もうちょっとがんばってほしいですね。

    • 維持費が高い
    • bizホーダイ、mopera Uと、ちょっとお高め。
      今回、Docomo携帯は、通話オンリーの一番安いプランに変更して、新規にiPhoneを持っていても、月々の支払は安いぐらいです。
      回線の品質と相反するかもしれませんが、ちょっと他キャリアさんと比べて高いです。

    • アプリのマーケットがわかりにくい
    • アプリの数は飛躍的に増えていますが、うまく活用するのが難しいです。
      スクリーンショットが表示されるようになってマシにはなりましたが、
      それでもわかりにくいです。Appleのようにアプリの審査はしていないのが原因かもしれないですが、
      さまざまなアプリが渾然一体となった感じです。
      Googleの十八番のはずの検索の精度も低く、目的のアプリがわかっていても探すのに一苦労。
      今後の改善が望まれますね。

    HT-03Aとの2台持ちについて

    今まで、Docomoに約8000円/月でしたが、
    Softbankに約6000円/月、Docomoに約1500円/月となり、トータルでは若干安くあがる予定です。
    現時点の選択では悪くないと思います。
    ただ、最近は2年縛り等ややこしい仕組みがたくさんありますので、よく比較検討する必要がありますね。
    ちなみに、Androidケータイ(HT-03A)は、初期設定時はSIMカードが必要ですが、それ以降はSIMカードが無くても使えます。(もちろん3Gは使えず、無線LANのみです。)

    まとめ

    結果的には、AndroidをやめてiPhoneを持つことになりましたが、
    来年以降、新しい魅力的なAndroid端末出たら、考え直してしまうかもしれません。
    Androidはソフトウェアとして非常に高機能で、今どんどん成長しています。
    残念ながら、ハードウェアが追いついていなくて、せっかくのソフトウェアの魅力を
    生かしきれていない気がします。
    日本の大手メーカーも本気で参入して
    ガラパゴスなんて言われないでほしいものです。
    次期iPhoneがどうなるかわかりませんが、来年再来年はスマートフォン市場、大いに楽しみですね。

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